
RSウイルスワクチン「アブリスボ」についてのお知らせ
2024年09月30日 | 未分類 |
2024年9月29日
今年承認発売されました、組み換え型RSウイルスワクチン「アブリスボ筋注用」を、当院でも接種可能になりました。
アブリスボは、妊婦さんへ接種することで生じた抗体(能動免疫)が、胎盤を通じて新生児に移行し新生児・乳児期にRSウイルスを原因とする下気道感染を予防することを目的としています。
接種対象は添付文書上、妊娠24~36週の妊婦さんとされていますが、当院では24週~33週6日までとさせていただきます。(当院では38週を目途とした計画分娩が主流の為、十分な新生児免疫を獲得するためには1ヵ月は必要と考えます)
1回の接種で終了です。
【接種料金】 30800円(自費・税込み)
RSウイルスは新生児・乳児の下気道感染の原因ウイルスで、気道の狭い子供には重症化しやすいウイルス感染症として知られています。他のワクチンと同様、接種すれば100%感染を予防できるわけではありません。詳細をすべて記載することは難しいので、来院時にご質問いただくか、企業(ファイザー社)公表の情報などをご参照ください。
ご希望の方は受付か診療時間中のお電話で予約をお願いします。