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	2020年1月31日 金 曇り時々雪
 
 
	昨日に引き続き、今日もあたたかな冬を過ごしています。
	札幌の雪がこんなに少ないのはやはり異常気象か?と思ってしまう1月末
	ホントなら今が一番寒い と嘆いている時期なのに・・・
と嘆いている時期なのに・・・ 
	さて、毎年恒例で1月に昨年の「クリニックのまとめ」を当ブログで発表してきましたが、今年もやってみたいと思います。
	毎年年末の忘年会で、職員のみんなや関係者さんを前にして、院長企画として公表しているものに、年末分までの集計を追加して調べたデータです。
	忘年会が12月21日だったので、数件だけの追加ですけど。
	本当はもう少し早く、1月上旬にブログ更新の予定だったのですが・・・ 
	出産部門ですが、2018年から2019年にかけて+32件です。
	グラフにもお示しの通り、開業以来だいたい10%くらいずつ、増えていて、スタッフや関係業者さんのおかげです。
	そして、患者さんたちともよい出会いを重ねてきたということだと感謝しています。
	分娩が当院のメイン業務になって、流産手術や一般手術がリニューアル当初よりも少し減って、横ばいな感じになっています。
	帝王切開も含まれているので、無痛分娩が増えても帝王切開が増えていないとも見て取れるデータになりました。
分娩の内訳をみてみると、初産119件 経産155件でリピーターさんが多いのかな?と思います。
	分娩時の平均妊娠週数は37週5日でした。
	大きさの平均は2828g(週数早いけど、無痛下に調節していてはちょうどよいくらいかと評価しています )
)
	計画分娩で少し早めの週数での出産は難しくないか?弊害はないかという点で・・・
	もちろん出産は可能だし、新生児仮死の評価としてはAPGARスコア1分で7点未満(6点以下)の仮死は11例(4.0%)。予後に影響する可能性があるとされる5分のAPGARスコアは7点未満は0例でした。
	小児科医を中心とした迅速な処置が5分での改善に寄与していると考えられます。
	あと、出生した赤ちゃんの男女比ですが、男児:女児=137例:137例で全くの同数でした。 
	これ偶然です
	 
	次に、妊婦さんの出産年齢ですが、全体では 32.0歳
	初産妊婦さんに限ると 31.1歳
	日本全国のデータとあまり変わりませんでした。
	
	
	 
	分娩様式について
	2019年は、無痛分娩が228例(83.2%) 普通分娩26例(9.5%) 帝王切開 20例(7.3%)
	ここ3年は無痛分娩が 7-8割で推移しています。
	だいぶ長くなってしまいましたので、今日はこれくらいにしたいと思います。
	長いブログにお付き合いいただきありがとうございました 
	近日中に続きを必ず書きます



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