はだ産婦人科クリニック【札幌市/西区・手稲区】無痛分娩にも対応

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羽田さん通信

令和7年のまとめ②

2026年01月21日 | 未分類 | 

2023年1月21日 水 晴れ時々雪

新年もあけたと思ったらあっという間に21日。

今日は午前診療で、院内では午後から母親教室やってます。当院の母親教室は2回構成で、月に1回ずつ隔週で開催されてます。パート1は無痛分娩の解説をしたり、妊娠紅斑の病気の話をしたりで、僕が担当のパートが多く、今日のパート2は生まれた後の赤ちゃんのケアの話や、乳房の管理とかで小児科医の副院長の出番。

僕は裏でたまった書類整理とブログ書き。何かと臨床の診療以外のこまごま仕事が病院経営者としてありまして。

そういえば、1週間前の水曜日には地元北海道の大手新聞社「北海道新聞社」の取材を受けまして、18日日曜日に早速記事になりました。国の政策で推し進められている分娩無償化についての現場の声を聞きたいと言いうもの。当ブログでも去年あたりはいろいろおもうところを書いたこともありましたが、書き始めると長くなりそうなので、後日に・・・。

今日は前回に引き続き「令和7年のまとめ その2」を書きたいと思います。

全分娩数は382件。分娩だけの12年分の推移をブラフにすると

無痛分娩が93.7%で、帝王切開が4.5%、非無痛の経腟分娩は1.8%でした。12年分の合計でもここ5年が90%以上の無痛分娩率なので3748件の分娩中3251件(86.7%)が無痛分娩。帝王切開がここ5年3~4%台なので通算でも6.7%と割合が減ってきています。「麻酔をしてでも経腟分娩をしたい」と思って当院を指名していただいている妊婦さんには出来るだけ経腟分娩できる方策を考えて臨んでいるので、どうしても完璧にとは言えないけど、ある程度実践できているのかと思います。非無痛の経腟分娩は帝王切開とほぼ同等ですが、年々少なくなってきています。

 

令和7年の分娩背景(産科的側面からの内訳)ですが、35歳以上の高齢出産が30%。出産した産婦さんの平均年齢は32.1歳でしたが、初産婦さんに限ると31.3歳で、当院でも少しずつ初産婦さんの平均年齢が上がっています。

新生児の性差は男女程同数でした。入院中の赤ちゃんが男児ばかりとか、女児ばかりという日もあるのに数字にしてみるとほぼ同数っていうのも毎年不思議な感じがします。

産後危機的出血と言って命にかかわるような大量出血で産後周産期センターに搬送した産婦さんが4例ありまして、ここ数年はだいたい毎年1%です。救命センターなどには何とかお世話にならないようにと願っているところもあるのですが、元気に赤ちゃんとお母さんがおうちに戻ることを最優先に考え、センター病院には助けて頂いています。いつも感謝です。

毎年計画分娩の成功度合いの評価として出産時刻を調べてみるのですが、午後の時間帯に集中していて、21時以降の深夜帯の分娩が少なく抑えられていることで、マンパワーの多い時間帯の出産が安全にとって重要な要素と考えている僕としてだいたい満足できる数かと思います。

新生児は平均週数が37週3日と予想より早い印象でした。妊娠糖尿病や妊娠高血圧、肥満、低身長などのリスクのある産婦さんは早めの37週過ぎてすぐにでも計画分娩にしているので少し早いのかとも思います。平均体重2775gでした。

新生児が生まれた後、呼吸不全などで高次医療機関へ搬送になったのが12件でした。平均すると月に1回のペールで3.1%でした。

それでは今日はこんなところで。また次回よろしくお願いいたします。

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