はだ産婦人科クリニック【札幌市/西区・手稲区】無痛分娩にも対応

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羽田さん通信

お盆休みを前に 休日3件の繁忙日

2025年08月11日 | 未分類 | 

2025年8月11日 月・山の日 晴れ時々曇り

8月に入り35℃を超える猛烈な暑さは減った北海道。連日最高気温が30℃を超えているという天気予報を見ていると、暑いんだろうな~

というのも、毎日クリニックにこもって、日中っは外に出ない生活なので、空調の効いた室内で強い日差しだけを感じ、初めて外に出るころには気温が下がり始めていて、「暑かった」ことを感じる毎日なのです。

日本国内は最大9連休になる企業もあるという今年のお盆休み。わがクリニックも14日と15日の二日間お休みを予定しています。と言っても外来診療のみのお休みで、病棟では助産師・看護師が交代で働きます。出産の予定は出来るだけ減らして、病院が稼働する12日と13日に計画分娩を集中させていました。

ところが、昨日の日曜日。もともとお盆の最中の出産を避けるために、1件の計画分娩が入っていたのですが、昨日退院を予定していた36週の切迫早産の管理中だった経産婦Iさんが朝方陣痛開始してしまいました。34週からの入院だったから一回は自宅に帰ってもらって気分転換して来週出産で行けるかなと思ったのですが、ちょっと届かず、朝の診察で明らかに止められない陣痛だと判断して、硬膜外麻酔をして1時間ちょっとで出産になりました。大きさはしっかりあったし、36週も迎えられたし、結果的には入院が少し長くなったけど無事に生まれてくれて、よかった~っていう1件。

時を同じくして、計画分娩の予定で入院に来た経産婦Lさんに誘発の仕込みの為の風船を入れたり、点滴指示を出したりしているところで、「Iさん急に痛み強くなってきたから麻酔してほしいです」と呼ばれて、まさにバタバタの9時台。

更に追い打ちをかけるかのように10時過ぎに37週0日の初産婦Rさんが、数日前から痛みや出血を訴えて来院していたんだけど、再び電話。心配だから一応着て診察してみましょうとのことで再度来院。診察上は子宮口は1.5㎝穂dの開きだけど児頭の下降は進んできている状態。妊婦さんは初めての出産に対して不安そうな顔して、「心配でここ数日眠れていない」なんていってるので、今日産みましょう!ってことに。この状態で帰っても心落ち着かず、夜中に出産になるより昼間に出産にできそうかなとか考えての決断でした。

普段からケ池く分娩で、日曜日の出産はなるべく入れない主義なんだけど、陣痛開始は仕方ない。2個しかないLDR室を順番に使って、午前中1人、午後2人の計画を立てて、子宮口4-5㎝開大時に麻酔をして、3件とも無痛分娩で夕方6時までに無事出産になりました。院内の人員配置も休日モードで助産師2人も大変だったのだけど、外来がないことが幸いで、お産に集中できて時間もほぼ予定通りでした。

今回の休日分娩はめでたしめでたしな結果になりましたが、マンパワーの少ない休日の分娩が重なると、何かと神経と体が疲れました。もう若くはないので・・・(-_-;) お盆休みはないけど、少しゆっくり出来そうです。

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