コウノドリ
	2016年1月12日 晴れ 
	しばれます
 (北海道弁)
	天気は良いけど放射冷却
	透き通った空気で、寒さが刺さるような
	北海道の内陸では-25℃ですって![]()
	今年の冬は雪は少ないし、北海道の冬っぽくないと思ったけど昨日からは「らしい」寒さになってきました。
	今日の初診の外来患者さんで、「ブログ全部読んでこの病院に決めました」と言ってくれた若い妊婦さんが居らっしゃいました。
	里帰りで病院探していたとのこと。
	僕、常日頃「妊婦さんはネットを見ないでください。特に夜中一人では。どうしても見る人は旦那さんが起きている間だけ。話し相手がいるときだけにするべし」と勝手な指導をしています。
	患者さんにとって、インターネットって調べものするにはいいツールのような気がしますよね?
	でも、目から入った情報は、悪いものばかりが頭に残り、いい情報とか、安心させてくれるような情報って勝手に排除されてしまうように感じるんです。
	その結果、不安ばかりが増殖するからネットをはじめ、雑誌の情報とかをうのみにするのは良くないと患者さんに話しています。
	が・・・
	今日みたいに「ネットで病院探して、ブログ読んできました」なんて言われたら・・・
	頑張って(?)書いたブログできてくれるなんて嬉しいもんですね![]()
	「妊婦さんのネットはなるべく控えましょう。」と明日から指導を改めようと思います。
	当院のページは例外と言うことで![]()
	情報という話でひとつ。
	先月出産された妊婦さんで、頑張って出産してくれたOさんが、その時放送していたドラマ「コウノドリ」の原作漫画をプレゼントしていってくれました。
	僕がお茶会で「コウノドリのドラマは救命センターと未熟児センターと周産期センターがある病院(札幌だったら市立札幌病院)の産婦人科医としてはとても現実っぽくて、よくできたドラマで、原作本をデイルームに置きたい」なんて言ったもんだから、行動力のあるOさんの旦那さんが次の日に全部・・・![]()
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	まるで僕が「ください」と言ったような感じになってしまいまして・・・すみません。
	原作漫画。僕も隙を見つけては読んでいますが、今までモーニングの週刊誌上ではまじめに読んでいなかったけど、よく取材してあるお話だな~と感心させられます。
	医療モノってどうしても脚色強いのが多くて、途中で突っ込み入れたくなるようなものが多いじゃないですか?
	この物語はそういった脚色はあまり感じず、市立病院の勤務医だった10数年間の思い出深い患者さんとダブルことが多くて・・・
	(ドラマの放送前には日本産婦人科学会から「監修しましたのでよろしく」的なメールが届いていたのですが)
	妊娠中の患者さんたちには「ドラマは怖くて見れなかった」と言われますが、出所不明の妊娠情報雑誌よりはよっぽど病気の説明もよくできているし、ときに笑いあり、是非一読してみてほしいな~と個人的に思える作品です。
	(あまり書くとウサン臭いかな?
)
	Oさんほんとにありがとうございました。
	ブログもますます 頑張りま~す![]()
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