おかげさまで12周年になりました
2025年11月1日 日曜 雨☔
今年もあっという間に10月が終わり、残すところ2ヶ月になりました。天気は秋の嵐の様相を呈しており、赤や黄色に染まった山は茶色と白の冬の山に様変わり。街中は風にふかれて至る所で落ち葉が舞いいよいよ冬の訪れを感じずにはいられなくなってきました。
本日当院は「はだ産婦人科クリニック」開院記念日としてお休みをいただいております。本日の土曜日がお休みとさせていただきましたので、外来診療は、明日の日曜日と月曜日の文化の日で3連休にさせて頂いております。
年に1度の記念日休みで、日ごろ頑張ってくれている職員のみんながちょっと休んでもらえたら嬉しいのですが・・・。患者さんに置かれましては、本日診察をお休みすることをご了承ください。
この12年を振り返ると、父の後を継いで開業した2013年11月1日。分娩をやめて婦人科外来診療だけになっていた羽田産婦人科医院から3ヵ月の改修工事を経ていざスタートを切ったものの、患者さんが急に増えることはなく、寒い冬の日には1人しか外来患者さんがいない日もありました。東区の無痛分娩病院が閉院するかろと患者さんを紹介してくれた翌年3月に急に出産が増えて病院らしくなって、急な変化にスタッフもてんてこ舞いだったけど、心の中では経営的にも紹介していただき助けてもらえたと感じました。
最初の数年は患者さんも少なく、婦人科の子宮脱や子宮筋腫の手術などもやりました。そのたびにスタッフはもちろん、父にも手伝ってもらって、みんな徐々に動けるようになって、組織としての成長を実感しました。
開院7年の2020年からはコロナ禍で世の中は過剰感染防御が普通になり、人間関係を無視した行き過ぎた対策に反抗しながらの病院経営があって、患者さんの思いと自分の意思やスタッフの気持ちとの間で様々なことを考えエネルギーを使った日々でした。それでも年々分娩数は増えていったけど、10周年をピークに無痛分娩の広がりと少子化の波が当院にもやってきて出産は少しずつ減少傾向・・・振り返ればあっという間だったような、長かったような・・・
分娩台帳を見直してみると昨日までに3697人の赤ちゃんが、僕の代のはだ産婦人科クリニックから誕生していて、結構大きな数字になったものだとしみじみ感じます。これも副院長やスタッフ、ご指名いただいた患者さんや、業者さんの協力無しではなかったことだと思います。心から感謝もうしあげます。
これからも産婦人科・小児科の分野では地域の皆さんのお力になれるよう頑張って参りますので、変わらぬご厚情の程よろしくお願いいたします。
コメントを残す