著書発刊されました
2026年07月31日 | 未分類 |
2026年7月31日 金 曇り時々雨
涼しい2026年の北海道。30度を超える日が数日しかないうちに7月が終わりを迎えました。雨の日が多かったのもこの7月の特徴で、蝦夷梅雨と言えるような空模様が2週間くらい続きました。今年は涼しい!今のところ。
クリニックの方は33件の出産で混月は終了。帝王切開が2件あって当院としては多めで何となく忙しかった気がします。
さて、話は変わりますが、以前からちょいちょい話題にしていました僕の著書『大丈夫、出産は怖くない!』(幻冬舎)が本日付で発刊になりました。
第1章では本書を執筆するに至った僕の半生を振り返り(ちょっと長かった(;’∀’))にはじまり、第2章以降は日々の診療を通じて、妊産婦さんに聞かれることが多い質問や、悩みについて、外来診療や入院患者さんとのお茶会で常日頃口にしている事を文章にしてみました。
妊産婦さんにとって、情報が多すぎて悩みのもとになっている昨今、ある意味、昔に帰り家族を大事にして、心穏やかに妊娠生活を送る手助けになればと思い書いています。
著書を書くというのが初めての体験で、「書きます」とは言ったものの、仕事と執筆の両立はなかなか大変で、大変勉強になった執筆活動でした。
幻冬舎ルネサンスの編集部の方々をはじめ皆さんのお力添えで、予定していた発刊日に発刊できたことを感謝いたします。
はじめての著作でつたない文章ですが、一度お目通しいただければ幸いです。
本書の購入は紀伊国屋書店、三省堂など有名書店、Amazonのネット通販でもお求めいただけます。1600円+税
よろしくお願いいたします。

はじめまして。第一子出産を終えたものの、今後の妊娠出産に関わって不安が沢山なので体調が落ち着いたらぜひ読ませていただきたいなと思います。
一つ質問なのですが、第一子が予定日が過ぎてしまいプロウペス、バルーン、オキシトシンでの誘発で分娩トライしましたが、子宮口が4cmしか開かず赤ちゃんの心拍が下がったため緊急帝王切開(横にお腹を切っています)で出産しています。生まれてきた子も41wにして2500gほどだったので、無理矢理出したことが原因なのではともやもやが残っています。このような経歴で次回妊娠の際にトーラックに挑戦することは可能でしょうか?現在札幌から車で4時間ほどの地域に住んでおり、道内では札幌にしかトーラックに挑戦できる病院が無いと言われ、ネットで調べてこちらの産院に辿り着きました。赤ちゃんの健康が第一ということはもちろん理解していますが、先生のブログを拝見し、少しでも望みがあるのならこれから第二子を産みたいとなったときにまずは下からのお産にトライしてみたいなと思い、コメントさせて頂きました。
ももさん コメントありがとうございます。
お示しいただいた内容から、前回の帝王切開分娩は大変だったのでしょうね。
前回の出産では41週で2500gという大きさは子宮内発育遅延にあたり、子宮口の熟化も見られなかったようなので児頭骨盤不均衡(赤ちゃんの頭が骨盤に比べ大きくて産道を降りてこれない状態)などが疑われ、赤ちゃんが無事生まれられてよかったと思います。
まだ妊娠していない時点でTOLACをお勧めしたり全否定することはしませんが、妊娠経過を見ながら慎重に判断することがとても大切です。成功のカギになることは、前回の妊娠経過と帝王切開方法、その妊娠の経過で太りすぎていないかや母体の体格が有利か、合併症妊娠でないか(妊娠高血圧症候群や骨盤位、児頭骨盤不均衡)などがあります。地理的に遠方で通院が難しい場合もTOLACを行うには不利な状況があると思います。(事故防止の観点から妊娠中期後半以降の外来診察はさせていただきたいので通院不能の場合は対応していません)
TOLACは決してだめだとは考えていませんが、普通分娩に比べてリスクは高く、慎重さが必要になることはご理解いただきたいと思います。次回妊娠の際には一度早めに受診していただだければ、より良い方針を選べるのではないかと思います。次回妊娠の際には良い方向に向かって頑張ってください。